観点別(知識・理解・応答)の評価は今後の学習にも生かせます
株式会社東映ホテルチェーン様
導入時期2019年
取締役管理部長
梨田 日色 さん
全従業員が最初の会話だけでも英語で話せるようにしたいですね
受験をした感想をお聞かせください
「英語応対能力検定」では「聞く」「話す」を重要視しているため、難しい英文ではなく、「This is on the house(これはお店のサービスです)」のように、小学校や中学校で習うレベルの単語を使った表現が多いのも魅力的でした。簡単な英文なので覚えやすく、勉強した翌日に業務で使ってみる従業員もいました。また、試験結果は合格・不合格ではなく、知識・理解・応答の3つの観点別に4段階(A~D)で評価されるため、相手の言葉の意図を理解するのが苦手なのか、会話に対する応答が苦手なのかといった分析も可能で、今後の英語学習に生かせると感じました。
受験に向けて英語学習はどのように工夫されましたか?
従業員の時間を使ってしまうことが気がかりでした。しかし、公認学習教材のeラーニング「ココマナ」を活用し、パソコンやスマホなどマルチデバイスで場所や時間を選ばずに手軽に勉強することが出来て、1日20分程度の隙間時間で検定受験に備えることができた点も評価できます。最初は英語の苦手意識から反発も覚悟していたのですが、クイズのような出題形式と学習進捗の見える化で、モチベーションを高めながら進めることができました。「英語は苦手だったが、英語応対能力検定の勉強は楽しかった」という感想もありました。
導入効果についてお聞かせください
英語の苦手意識がある従業員は、英語が得意な従業員に対応を任せてしまっている状況でした。実際に海外の方と会話すると正しい文法や難しい単語を使わなくてもジェスチャーなどで意味が通じることはたくさんありますよね。英語応対能力検定が重視しているのは、正しい文法や単語を使うことだけではありません。知識はもちろんですが、相手に伝えようする姿勢も評価軸の一つになっています。真摯に対応しようという気持ちが反映された結果、「英語で話すのは苦手ではないのかもしれない」と話す従業員もいました。社内での評判も良いので、今後は人事評価制度として本格に導入することも考えていきたいです。

株式会社東映ホテルチェーン様
所在地 :東京都中央区銀座3-2-17
事業内容:東映株式会社のグループ会社。「全世界で人々に愛されるエンターテインメントの創造発信」という理念 を掲げ、1960年にホテル事業を開始。「新潟東映ホテル」「湯沢東映ホテル」「福岡東映ホテル」の3ホテルを運営している。従業員は128人(2019年4月1日現在)。