学習成果を測り、「見える化」することは従業員のやる気を呼び起させる

ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社

導入時期2017年

代表取締役社長
井上 理 さん

 ホテル業界はここ数年、海外からのお客様が急激に増加しています。我が社の「インソムニア 赤坂」(東京都港区)は開業から2年半が経ちましたが、客室が広くて長期滞在型タイプのホテルということもあって、全体の約6割が海外からのお客様です。アジアが3分の2、欧米が残り3分の1という内訳です。「雨庵 金沢」(石川県金沢市)では約5割が海外からのお客様ですが、海外のメディアで紹介されることも多く、欧米からのお客様が非常に多いのが特徴です。
 インバウンド対策としては、従業員に対して語学力を身に着けてもらうことが基本だと思っています。ただ一方で、十分な語学力を身に着けるには時間を要するので、海外のスタッフの採用にも力を入れています。語学力の向上については、地道にこつこつとやり続けるしか方法はないと思っています。
 英語応対能力検定については、スタッフのモチベーションを上げていくという観点から意味があると思っています。日頃の学習の成果を測り、「見える化」することで従業員のやる気を呼び起こさせるものです。それは結果として、実際の業務にも結びつき、その手応えを実感してくると強制的に勉強させなくとも、自主的な取り組みとして広がってくれるのではないかと期待しています。

人事総本部 トレーニングマネージャー
ホーガン睦子 さん

リスニング・スピーキング力の物差しとして有効活用できる

英語応対能力検定を採用したきっかけを教えてください

約8年前から語学教育に取り組んで来ました。ネイティブレッスンやオンラインレッスン、さらにオリジナルテキストや音声のCDも制作しました。現在は英語アプリを中心にやっていますが、リスニング力とスピーキング力を評価するものを探していたので英語応対能力検定はぴったりだと思いました。受験者にとって、合否がつくと精神的な負担が大きくなるので、4段階レベルで判定されることは、少し気を楽にして受験できますからその点もいいですね。

外国人のお客様が増えている中で、現場で困ったエピソードがあれば教えてください

お客様からのコメントで「英語の会話力が乏しい」という指摘が何度がありました。スタッフが外国からのゲストに対応している場面を何度か目撃したことがありますが、急に声が小さくなっていることがたびたびありました。克服していかなければならないなと思いましたね。 

受験していただいた従業員の方の感想をご紹介ください

会社負担で受験してもらっているのですが、「自分で受験料は負担するので2回目を受けたい」とか、A判定を評価されたにもかかわらず、「もっと英語学習を続けていきたい」とさらにやる気になってくれている人もいます。
受験を通して弱点も見えてきました。それはリスニング・スピーキングが全体的に弱いということです。今までのやり方だけでは突破できないことが分かり、プラスアルファの学習方法として、ネイティブレッスンを取り入れようと思っています。

今後、英語応対能力検定をどのように活用していきますか

東京・大阪のインバウンドの多い地域で、ホテルの宿泊部門のフロントスタッフはAランクが当たり前だと思っていますので、まずはそこを目指したいと思っています。さらに、外国人ゲストに対しても対日本人のお客様と同じようなおもてなしの表現が出来ることを目指したいです。
その目標達成のためには、さまざまな手段や方法を駆使しなければなりません。そこに英語応対能力検定をうまく利用していきたいと考えています。リスニング・スピーキング力の物差しとして有効活用できると思っています。

ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社様

1989年9月設立。「ザ・スクエアホテル」「ホテル・アンドルームス」「ハタゴイン」「ロワジール」「チサン」などのブランドを展開。従業員約1500人。国内50カ所、海外2カ所、7914室のホテル宿泊部門および売店部門・料飲部門・大浴場・スパの運営、アセットマネジメント、フランチャイズ運営をしているホテルグループです。(2018年11月27日現在)