英語応対能力検定の活用でおもてなしの喜びが広がることを期待

(株)三越伊勢丹ホールディングス/(株)三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ

導入時期2017年

(株)三越伊勢丹ホールディングス執行役員/(株)三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ代表取締役社長
石塚由紀 さん

2017年4月に現職に就きました。これまで海外店も含め現場を長く経験しました。
訪日される海外からのお客様の中には、スタイリスト(販売員)が他のお客様を接客中でもカットインされることがしばしばあります。そんな時、スタイリストとしては笑顔で「少々お待ちくださいますか」と英語でひとこと言えることが大切です。英語が苦手なスタイリストにも、それは必要なスキルだと理解しています。
そうしたニーズがあって誕生した「英語応対能力検定」を、現場のリクエストに応える形で導入しました。

百貨店は日本の生活文化の担い手だと思っています。海外からのお客様にも日本のお客様と同じようなおもてなし、言い換えると「お客様の心に寄り添う接客」が、付加価値を生みます。
そういう接客を体験すると、気持ちがいい、人を好きになる、店のロイヤルティーが高まる、信頼される、また来店していただける、という好循環が生まれます。海外からの多くのお客様に体験していただきたいですし、もちろんそれはスタイリストの喜びでもあります。
接客英語のスキルによって、その幅が確実に広がります。
「とにかくひとこと」から始める「英語応対能力検定」に背中を押していただき、そうしたおもてなしの喜びが広がっていくことを大いに期待しています。

(株)三越伊勢丹ホールディングス人財本部人事企画部マネージャー
下福直子 さん

接客に特化した検定で気軽に英語を使えるように

検定導入の理由をお聞かせ願えますか?

検定試験の教材づくりの段階から関わらせていただいていますが、訪日外国人のお客様は、スタイリスト(販売員)にパーフェクトな英会話能力を求めてはいないのではないかと思います。むしろ、訪日前に覚えた日本語や、片言の英語で接客される体験を楽しむお客様もいらっしゃると聞いたことがあります。
店頭では「いらっしゃいませ」と「ありがとうございます」はあえて日本語で申し上げますが、「いらっしゃいませ」の後、訪日外国人のお客様のニーズを察してひとことお声掛けをし、怖がらずに接客を始めることが重要です。
英語に対して苦手意識が強いと自分で「接客英語」のハードルを上げてしまいがちですが、接客販売に特化した「英語応対能力検定」で学ぶことで気軽に英語を使えるようになってほしいと考えました。

検定の活用や評価についてお聞かせ願えますか?

お客様の気持ちに響く接客・コミュニケーションのあり方は、日本のお客様に対しても訪日外国人のお客様に対しても同じなのではないでしょうか。英語が話せるからというだけで、お客様に感動していただける接客ができるようになるとは限りません。
実践的な「英語応対能力検定」で力を伸ばしながら、普段の接客でそのまま訪日外国人のお客様にも接することができればと思います。

(株)三越伊勢丹ホールディングス/(株)三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ様

(株)三越伊勢丹ホールディングス様
創 業:三越1673年(延宝元年)/伊勢丹1886年(明治19年)
本 店:東京都新宿区新宿三丁目14番1号
主な店舗:伊勢丹6店舗(新宿本店、立川店、松戸店、浦和店、相模原店、府中店)/三越3店舗(日本橋本店・銀座店・恵比寿店)
(株)三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ様
設 立:2009年4月1日
本 社:東京都新宿区新宿六丁目27番30号
事 業:人材派遣、人材紹介、(株)三越伊勢丹の採用窓口業務・教育研修事業、労務厚生事業