いかにレベルアップしていくかを考える一助となります

株式会社JAL-DFS

導入時期2017年

取締役総務部長
島﨑幹雄 さん

訪日外国人数は順調に増加し、政府が目標として掲げた「2020年に4000万人」は前倒しをする勢いです。当社の店舗がある成田・羽田両空港も海外からのお客様が多くなったことを実感します。空港をご利用されるお客様は出国審査後搭乗までの限られた時間内でお買い物をしなければなりません。そのような中、お客様がご満足のいくお買い物をしていただくためには、お客様のご要望を的確に理解し、ご要望に沿ったご案内をすることが求められます。日本を離れる最後のお買い物でご満足していただくこと、私たちの目指すもののひとつです。
そのため、会社主催の語学研修や社員の選択による通信教育など研修制度を充実させることにより個人のレベルアップを図っています。
外国語について日本人は読み書きは得意だが、聞くことと話すことは苦手であるとよく聞きますが、接客ではまさに聞くことと話すことが重要となります。「英語応対能力検定」は自分のレベルを知り、いかにレベルアップしていくかを考える一助となりますので、今後も積極的に活用したいと考えております。

総務部総務グループ長
林 由希子 さん

研修内容を計画する際の近道になります

検定導入の理由をお聞かせ願えますか?

空港免税店という場所柄、英語を使う機会が多い職場です。
英語が話せなくてもある程度接客はできますが、英語によるコミュニケーションでお客さまへのおもてなしをさらに広げることができるので、英語による接客力を職場全体で底上げするきかっけにしたいと考え導入しました。
海外からのお客様の中には、私達の接客が日本で受ける最後のおもてなしになる方も多くいらっしゃいますので、私達の接客は印象に残るものにしたいと考えています。国際空港という場所で求められる接客力の一助として、また、多くの海外からのお客さまに日本のおもてなしを発信できるよう、「英語応対能力検定」を活用したいと思います。

接客現場の方々の反応はいかがでしたか?

かなり高いレベルで会話力テストがなされるのかと身構えていたスタッフが多かったようですが、実際には現場でよく耳にするようなフレーズが多く、内容は実践的であったとの声がありました。簡単な会話でも、いざ自分で説明しようとすると言葉が出てこないようで、会話力を磨く意識付けにつながったとの声が多かったです。

検定のご活用・期待等をお聞かせください。

今後も訪日外国人が増えていくことが想定される中で、接客英語はますます必要になると考えています。会社として研修内容を計画する際に、スタッフの英語力を知る必要があります。他の英語検定では実践的な英語力を判断するには難しいところがありますが、「英語応対能力検定」では個々人の接客英語のレベルが判定できるため、研修内容を計画する際の近道になると考えています。
現在は、全販売スタッフに1年に1回受験料を全額補助で受験できるようにしていますので、自己啓発としてもぜひ活用してもらいたいと思います。私達の職場は接客が大好きというスタッフが多いので、検定を活かしながらさらなるグローバルなおもてなし力に磨きをかけていきたいと思います。検定自体も、今後はさらに高いレベルでのテストや他の言語(中国語)などますます充実してくることと思いますので、それらを活用しながら外国語接客レベルを上げたいと思います。 

株式会社JAL-DFS様

本 社:千葉県成田市成田空港内
店 名:JAL DUTYFREE
設 立:1992年7月1日
事 業:空港免税店運営(成田国際空港・羽田国際空港)